教員・研究紹介

准教授:林 陽子

HAYASHI, Yoko

発達障害の特性がある方やそのご家族の支援を専門としています。これまでの研究では、完ぺき主義的なこだわりが強い自閉スペクトラム症の小・中学生に焦点を当て、その支援プログラムの作成に取り組みました。
 また、近年では大学において学生相談や障害学生支援に携わっています。発達障害の特性がある大学生は、授業参加や課題への取り組み、対人関係、生活管理など様々な面において困難を経験しやすく、不安や抑うつ等、二次的なメンタルヘルスの問題を抱えやすいといわれています。今後は、障害特性を含め自分の得意・不得意を理解することに加え、自分に合った環境を選択したり、適切な環境調整を利用できるよう、大学における包括的なサポート体制の構築を目指した研究・実践に取り組んでいきたいと考えています。

主要論文・著書

  1. 林陽子(2025).青年期の自己理解や適応を考える―大学生を支援する立場から―.小児の精神と神経,65(1),36-38.
  2. 林陽子・森典華(2024).博士後期課程に在籍する発達障害学生への支援に関する課題と展望―学生相談の視点から―.名古屋大学学生支援本部紀要,5,14-20.
  3. 澤井世津子・永尾悠生・井上加奈子・林陽子・大西将史・中島俊思(2024).学生支援室を利用する学生のWAIS-Ⅲと大学生活適応の関連に関する探索的検討.佐賀大学大学院学校教育学研究科紀要,8,255-268.
  4. 林陽子(2016).こだわりが強い子どもへの支援―完ぺき主義が気になる子ども― 松本真理子・永田雅子(編) 心の発達支援シリーズ4 小学生・中学生 情緒と自己理解の育ちを支える 明石書店 pp.164-174.
  5. 和田浩平・林陽子(2015)高機能広汎性発達障害をもつ母親の心理的体験過程について.臨床心理学研究,33(2),138-149.
  6. 林陽子・岡田涼・谷伊織・吉橋由香・辻井正次(2012).広汎性発達障害における強迫関連症状に関する調査.児童青年精神医学とその近接領域.53(5),607-622.
  7. 林陽子・吉橋由香・田倉さやか・辻井正次(2010).高機能広汎性発達障害児を対象とした完全主義対応プログラム作成の試み,小児の精神と神経.50(4),407-417.

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