教員・研究紹介

教 授:柴 田 好 章

SHIBATA, Yoshiaki (名古屋大学大学院) 博士(教育学)

授業の詳細な分析にもとづく個別的で具体的な知見を、授業や学習に関する諸理論と接合し、学問的な体系として共有・蓄積することを目指しています。そのために、現在、授業における子どもの思考・表現・コミュニケーションに注目し、新たな授業分析手法の開発や量的手法と質的手法の統合による授業分析に取り組んでいます。
また、学校・教育委員会と連携し、学校を基盤とする授業研究や教員研修の充実のためのプロジェクトを実施しています。
効果的なICTの活用についても研究しています。

主要著作

  1. 「教育学研究における知的生産としての授業分析の可能性 −重松鷹泰・日比裕の授業分析の方法を手がかりに-」(日本教育学会「教育学研究」74(2) 2007年)
  2. 「授業分析における量的手法と質的手法の統合に関する研究」(風間書房 2002年、博士学位論文(名古屋大学) 1999年)
  3. 「話し合いを中心とする授業の分析手法の開発と適用—語の出現頻度による授業の分節構造の特徴化—」 (日本教育工学会論文誌/日本教育工学雑誌 23(1) 1999年)

専門領域について 

Q どのようなきっかけでこの学問を始めたのですか?

学校現場で行われている教育の営みとは、どのようなものなのかを考えてみたかったため、教育学部に入学しました。その後学部生時代に授業分析と出会い、現実の子どもの姿から教育について考える機会を得たことがきっかけで、研究を続けています。

現在の研究について

Q 現在の主要な研究の内容を教えてください

授業のコミュニケーション、とくに子ども相互の関わり合いについて、実際の授業を分析しながら、究明しています。また、そのための授業分析の方法について研究しています。
あわせて、情報教育やコンピュータの教育利用の研究も行っています。

Q 今までの研究で一番心に残っている出来事、ハプニングを教えてください

ひとつの出来事を挙げることは難しいですが、研究の中で一番楽しさを感じているのは、学校現場へ出かけ、子どもたちの学びの姿にふれることですね。帰ってきてからの記録の整理や分析などでは、かなりの労力と研究的な厳しさが要求されますが、それを乗り越えるエネルギーを子ども達からもらっているのだと感じています。

学生へのメッセージ

Q 求められる学生像を教えてください、またその他何でも結構です

借り物の理論や概念に頼るばかりではなく、自分ならではのアイディアを大切にしてほしいと願います。

研究情報について

現在の柴田の研究プロジェクトは以下のとおりです。

研究代表者:
• 科研費・基盤研究(B):「授業分析の学術的高度化と国際化による授業理論の再構築」

参加型授業研究会について

名古屋大学大学院教育発達科学研究科では、東海市教育委員会と連携して、平成14年度より、教育実践支援プロジェクトを実施しています。このプロジェクトでは富木島中学校区の小中学校3校を拠点校として、「参加型授業研究会」を中心に研究を進めています。本ページは、正確な情報提供に万全を期していますが、利用者が当ページの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。利用者が本ページにアクセスしたために被った損害、損失について、何ら責任を負うものではありません。

  • 参加型授業研究会の方法
    このプロジェクトの中心的な研究活動である、参加型授業研究会について、説明します。参加、協同、問題解決をキーワードに、大学と学校の連携にもとづく研究体制の構築をめざしています。
  • このプロジェクトの説明
    このプロジェクトの、組織、運営、研究内容などに関する情報です。このプロジェクトを立ち上げた平成14年度の成果したをまとめたページです。

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