教員・研究紹介

教授:狐塚 貴博

KOZUKA, Takahiro 東北大学大学院教育学研究科 博士(教育学)

研究では、臨床心理学や家族心理学の諸理論や観点を手掛かりに、心理臨床領域の課題や問題、病いが維持、存続するメカニズムについて、主に環境や状況(文脈)、家族をはじめとする対人関係(システム)の側面から解明し、心理支援に帰する研究を行っています。加えて、主に災害時の心理的危機に対する心理社会的支援(心理教育も含む)に関する研究も行っています。心理臨床では、家族療法や短期療法(ブリーフセラピー)をベースに、個人や家族、組織の強みを重視したアプローチに関する実践的研究に取り組んでいます。

Researchmap

https://researchmap.jp/T_kozuka

狐塚研究室のホームページ

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主要著作

  • Kozuka, T., Utsumi, A., Wakashima, K., & Shimizu, K. (2021). Family Structure and Adolescent Eating Disorder Tendencies. International Journal of Brief Therapy and Family Science, Vol. 10, No.3, 26-41. https://doi.org/10.35783/ijbf.11.1_26
  • 狐塚貴博・田附紘平(編) (2022). 心の専門家養成講座④ 心理支援の理論と方法 ナカニシヤ出版
  • 清水渓介・狐塚貴博(2022). 障がい者きょうだいは自らの家族内役割をどのように体験するのか? ―インタビュー調査による質的検討―,家族心理学研究, 36(1), 30-45.
  • 村瀬 凛・狐塚貴博(2024). 親の問題対処行動と青年のひきこもり傾向及び自己効力感との関連ー青年が認知する親の問題対処行動尺度の作成を通してー, 家族心理学研究, 37(2), in press.
  • 木村悠人・狐塚貴博(2024). 心的外傷後成長が生じるプロセスにおける出来事に関する自己開示の系統的レビュー, ストレスマネジメント研究 20(1), in press.

現在の主要な研究

  • 家族に焦点化した災害時の心理支援に関するガイドラインの作成
  • 大学間ネットワークによる災害心理社会的支援システムの構築と活用に関する研究
  • 子育て困難感を抱える要トラウマケアの保護者を特定するスクリーニング尺度の開発
  • 家族療法、短期療法に関する実践的研究

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