教員・研究紹介

講師:酒井 麻紀子

SAKAI, Makiko 

学校を中心とした地域コミュニティにおける子どもやその家族の支援、支援者のかかわりに関心をもっています。これまで、子どもの育ちを支える現場の教員の協働や連携の促進を目指し、学校における教師の援助要請をテーマに研究を行ってきました。臨床実践では、教育領域や医療領域を中心として心理支援に携わってきました。今後も、よりよい心理支援や、個人を支えあう環境づくりに貢献できる研究をすすめていきたいと考えています。

主要論文・著作

  1. 酒井麻紀子 (2022). 遊戯療法における制限 狐塚貴博・田附紘平(編)心の専門家養成講座④ 心理支援の理論と方法, pp.87-88, ナカニシヤ出版.
  2. 酒井麻紀子・窪田由紀 (2019). 小学校教師の職場における援助要請に関わる要因の検討―被援助志向性,問題に対する帰属,協働的風土に着目して― 教育心理学研究,67 (4), 236-251.
  3. 酒井麻紀子 (2021). 小学校における援助要請の乏しい教師への対応の実態と課題-管理職へのインタビュー調査による検討- 学校メンタルヘルス,24 (1), 33-42.
  4. 酒井麻紀子・横山佳奈・吉田翔子・井手しほり・永田雅子 (2021). 子どもの心理療法における物理的環境の設定―大学院附属相談室の実態をふまえた検討― 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要, 67,23-35.
  5. 酒井麻紀子・松本真理子 (2023) 教師の援助要請における研究動向と今後の展望 ―国内外の研究レビューを通して― 学校心理学研究, 22, 85-99

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