教員・研究紹介

准教授:杉岡 正典

SUGIOKA, Masanori 学校心理学

専門は、学生相談とコミュニティ心理学です。とくに、不登校や引きこもり、親子関係、リストカットや自殺問題、アイデンティティの問題など、思春期や青年期の人の抱える臨床的問題について、カウンセリングや地域援助の観点から研究を行っています。「何がクラエイントにとって役立つのだろうか」という思いから、個人の心理力動や家族関係、そして、その人を取り巻く社会的関係までを含めた「つながり」や「関係性」を探求していきたいと思っています。

これまでの研究テーマは、文化的マイノリティ(外国人労働者やその家族)への支援と自殺予防です。現在は、大学生の自殺予防のあり方、危機介入、そして、自殺遺族の方への援助などに関心があります。

主要論文・著作

  • 杉岡正典・兒玉憲一 2007 滞日日系ブラジル人児童生徒支援のための支援者ネットワーキングの試み コミュニティ心理学研究,11(1),76−89.
  • 杉岡正典 2011 香川大学における自閉症スペクトラム障害の学生相談の現状と課題 精神療法37(2)154-159
  • 杉岡正典・若林紀乃 2012 大学生を対象とした自殺予防教育に関する基礎的研究  広島文化学園大学学芸学部紀要 第2号 9−15
  • 杉岡正典 2014 「吐く」不安を訴える女子学生への心理療法的アプローチ 香川大学保健管理センター紀要3 167−173.
  • 杉岡正典 他 2014 大学生の抑うつと自殺の捉え方が自殺傾向に与える影響 CAMPUS HEALTH 51(2)205-210

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