教員・研究紹介

教授:松本 麻人

MATSUMOTO, Asato

韓国の教育政策・制度全般について研究していますが、特に、同地域における高等教育の成り立ちや展開の在り方に関心を持っています。日本と同様に、多様性に富む、大規模な私学セクターを有する韓国の高等教育に対する興味は尽きません。私学のダイナミックな動きに注目しつつ、高等教育の東アジア的な発展モデルの理論化の可能性について考えています。

主要著作

  • 「韓国における高等教育機関の設置認可をめぐるキリスト教団の葛藤と戦略−「無認可神学校」の各種学校への改編に着目して−」『比較教育学研究』第61号、2020年、183~205頁。
  • 「韓国の短期高等教育機関における学士課程導入の戦略に関する考察−専門大学の専攻深化課程を中心に−」『高等教育研究』第20集、2017年7月、179~198頁。
  • 「韓国における「生涯学習中心型」大学の可能性−少子高齢化社会における成人の学習参加の拡大に向けて−」『国立教育政策研究所紀要』第146集、2017年3月、141~153頁。
  • 「韓国における中学校「自由学期制」の導入−キャリア教育振興のための制度的枠組みの形成−」『教育制度学研究』第23号、2016年11月、170~180頁。
  • 「韓国におけるいじめ対策−政府の取組の特徴と課題−」『比較教育学研究』第47号、2013年7月、51~62頁
  • 「朝鮮総督府の高等教育政策下におけるキリスト教系高等教育機関の展開−小規模カレッジの意義:崇實専門学校−」『アジア教育』第6巻、2012年10月、23~36頁。
  • 「朝鮮における専門学校の形成とキリスト教系私学−日本統治下初期の延禧専門学校の展開−」『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』2007年度第54巻第2号、2008年3月、171~182頁。

一覧へ戻る

ページ先頭へ戻る