教員・研究紹介
教授:河野 荘子
KONO, Shoko 名古屋大学大学院教育学研究科 博士(教育学)
思春期・青年期の精神病理、中でも非行問題に関心を持ち、非行少年の時間的展望の内容やその質、自己統制能力、共感性、愛着などを主に検討している。また、非行少年、もしくはその周辺の人々が、問題を解消し、アイデンティティを再構成し、社会に再び適応していくまでの心理的過程についても現在研究中である。
主要論文・著書
- 心の専門家養成講座10 司法心理臨床実践 ナカニシヤ出版2023(編著)
- コンパクト司法・犯罪心理学—初歩から卒論・修論作成のヒントまで— 北大路書房 2020 (共編著)
- 性犯罪者のアタッチメントの様相と支援 青少年問題678 2020
- 犯罪者の長所や強みを生かす処遇理論—長所基盤モデルの成り立ちと今— 刑政128(12) 2017
- 犯罪からの離脱と「人生のやり直し」—元犯罪者のナラティブから学ぶ— 2013(共監訳)