教員・研究紹介
教授:坂本 將暢
SAKAMOTO, Masanobu(名古屋大学)博士(教育学)
子どもの学校での学び、教師の授業の工夫・授業の面白さを分析して、可視化して、多くの人と共有することを目指した研究をしています。おもに、教育方法学研究室が1950年代から行っている授業分析に取り組んだり、授業でキーとなる語・分析のための注目語・文章を発声する過程を発話のリズムに注目して分析・可視化したり、教師としての成長が黒板前/教室内の動きに現れると仮定して動きの変容を可視化したりしています。

主要著作
<著書>
- Sakamoto, M., Tan, S., Clivaz, S. (2024)Social, Cultural and Political Perspectives of Generative AI in Teacher Education: Lesson Planning in Japanese Teacher Education. In M. Searson, E. Langran, & J. Trumble (Eds.), Exploring new horizons: Generative artificial intelligence and teacher education (pp. 178-208). Association for the Advancement of Computing in Education (AACE). https://www.learntechlib.org/primary/p/223928/
- 坂本將暢(2019)教師の「ふるまい」を科学する. 姫野完治・生田孝至編著, 教師のわざを科学する, pp.67-76, pp.88-97, 一莖書房
- 坂本將暢 訳(2017)理解を目指した理科の授業. 深見俊崇 編訳, パワフル・ラーニング, pp.143-181, 北大路書房
- 坂本將暢(2017)世界授業研究学会の研究動向 -発表題目の計量的分析を通して-. 小柳和喜雄・柴田好章編著, 教育工学選書II Lesson Study, pp.209-225, ミネルヴァ書房
<論文>
- 坂本將暢(2025)「学び合う」ことは教師が自身の切実さを持ち寄ること. 考える子ども,第433号,pp.4-7
- 坂本將暢(2024)タブレットを用いた高等学校の授業における共有の教育的意義. 日本教育工学会論文誌,48巻4号,pp.639-650
- 坂本將暢・古田紫帆・三井一希(2024)「1人1台端末時代の教員養成と現職研修」に関する研究の展望. 日本教育工学会論文誌,48巻4号,pp.611-623
- 坂本將暢(2019)授業分析におけるデータサイエンス活用の可能性 : 潜在的意味解析を用いた逐語記録の分節わけの試み. 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学), 第66巻, 第1号, pp.1-12
- 坂本將暢(2018)黒板前の左右の動きに焦点を当てた模擬授業後の指導の可能性. 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学), 第64巻, 第2号, pp.83-91
- 坂本將暢(2008)「授業分析におけるコード利用の試みとそのための授業分析ワークシートの開発」名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学),第54巻第2号,pp.97-110
- 坂本將暢・大谷尚(2006)発話のリズムに着目した発話分析の手法の一提案 -質的研究におけるデータの解釈とコード化の支援のために-. 日本教育工学会論文誌,30巻1号,pp.37-49
研究テーマ
<科研>
(研究代表)
- セキュア環境における共創型授業分析の教育方法学的・教育工学的意義の解明(挑戦的研究(萌芽), 22K18621, 202206-202503)
- 学校を基盤とする協働型授業研究のための授業構造化システムの開発と評価(基盤研究(C), 19K02998, 2019/04-2022/03)
- 授業内の教師の動きを手がかりとした教師経験と成長に関する研究(基盤研究(C), 26350341, 2014/04-2017/03)
- 教師・教員志望の学生・研究者による共同的な授業分析に関する研究(基盤研究(C), 23501182, 2011/04-2014/03)
- タブレットコンピュータを用いた授業分析ソフトウェアの開発(若手研究(B), 21700810, 2009/04-2011/03)
<科研費以外>
- 児童生徒理解のための統合型授業分析の実施と評価(名古屋大学デジタル人文社会科学研究推進センタープロジェクト支援経費)
- 教師の教室内の立ち位置と発言内容の関連に関する研究(公益財団法人カシオ科学振興財団2020年度研究助成, 2020/10-2021/09)
- 通信制高校における面接指導と放送番組を用いた指導による質の確保と向上の可能性(公益財団法人放送文化基金2019年度助成研究, 2020/04-2021/03)