教員・研究紹介

准教授:田附 紘平

TAZUKE, Kohei 京都大学大学院教育学研究科 博士(教育学)

心理療法やプレイセラピーという営みそのものに関心をもっています。そうした場において何が生じていて、どのようにしてクライエントは変化していくのか。これらの問いに少しでも答えるべく、主にイメージ、愛着、心理力動の視点を大切に研究しています。

共同研究として、理系科学者の創造性について臨床心理学からアプローチする研究も行っています。

他に、投影法を中心とした心理アセスメント、医療領域および教育領域における心理支援にも興味を抱いており、心理臨床実践に役立つような知見を生み出したいと考えています。

主要著作

  1. 田附紘平(2018). 二者関係のこころ−心理療法と愛着理論の接点 京都大学学術出版会.
  2. 狐塚貴博・田附紘平(編著)(2022).  心の専門家養成講座④ 心理支援の理論と方法 ナカニシヤ出版.
  3. 田附紘平(2020).  最早期記憶と愛着スタイルの関連 心理臨床学研究,38(2), 107-117.
  4. 田附紘平・松本真理子・髙橋昇・野村あすか・松浦渉(2022). 創造性を有する理系科学者のロールシャッハ反応 ロールシャッハ法研究,26, 20-29.

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