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学生活動:ちくさ日曜学校が、令和3年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞

2022/05/11

名古屋大学教育学部内で活動しているサークル「ちくさ日曜学校」が、令和3年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました。受賞内容は、以下の通りです。

表彰種別 表彰種別 通算年数 活動内容等
活動内容等 ちくさ日曜学校 49年 名古屋大学教育学部内でサークルとして設立され、名古屋市の障害者青年学級事業の補助金を受けながら、長年にわたって障害者支援活動を行っている。活動は主に第2日曜日と第4日曜日に行われ、大学生が中心となって身近な行事や季節をテーマにした工作、実験、レクリエーションなどを実施している。

このたびの「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰の受賞、おめでとうございます。
ちくさ日曜学校は、1972年に教育学部内のサークルとして認定されその活動がスタートしました。以来、ほぼ半世紀という長期にわたり、知的障害や自閉症などをはじめ各種の障害をもった人たちに寄り添い、発達支援の活動を地道に行ってきました。
設立当時、大勢の子どもたちが、障害の重さを理由に不就学にさらされ、教育機会を奪われて放置されたままになっているという社会問題が深刻化していました。ちくさ日曜学校の設立の背景には、このような問題を克服しようという障害児教育権保障運動が基盤にあったようです。
ちくさ日曜学校の活動は、教員がほとんど介入しない学生主体の運営によって行われてきました。本学の在学中に先輩から後輩へと活動の継承を、長年にわたり途絶えることなく持続させてきた努力は賞賛に値します。地域における障害者支援の活動は多く見受けられますが、休日を利用して大学のキャンパス内に地域住民をお招きし、学生が主体的に支援活動を行うというモデルは大変ユニークであり、学生と地域社会との交流を通して共に成長・発達するモデルとしても他の模範となっていると言えます。
今後もちくさ日曜学校の活動と発展に期待するとともに、是非、みなさんのご理解・ご支援・ご協力をお願いしたいと思います。

事例発表の動画はこちらから御覧ください。

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